こんにちは!ラクです。
「職場の先輩(あるいは上司)が攻撃的で、あまり話したくないなぁ…」
…と思ったこと、ありませんか?
『エン転職』が2018年に10,776名から回答を得たアンケートでも、「人間関係が転職のきっかけになったことがある」と回答した人のうち、「先輩がきっかけ」と答えた人がトップだったようです。
(上から「全体」「20代」「30代以上」。)
攻撃的(あるいは威圧的)な態度を取ってくる上司や先輩をリスクと捉え、4つの角度からの解決策をご紹介します!
Treat…リスクに「対処」する
キース・エヴァン(高野 隆-訳)の「弁護のゴールデンルール」(p146)にて、「事実認定者を同調させること」について触れられています。
著書には、「弁護技術の目標は、真実の発見で無く…(略)自分が代理する依頼人の意見に、事実認定者を同調させること。それが弁護技術の目標である」と語っています。
同様に、リスクに対処するために第三者を交えることは大切です。
証拠を押さえたうえで「事実の認定」について「同調」してもらいましょう。
Transfer…リスクを転嫁する
相手が威圧的な態度を取ってきているときに、そのリスクを転嫁するのは建設的ではありません。
「転嫁」ではなく、他者の「協力」を得ることによって対応する方法を考えてみましょう。
鈴木博毅さんの「実践版 孫子の兵法」(p106)では、豊臣秀吉が家康に使った「間接的アプローチ」が紹介されています。
家康から遠い大名たちを切り崩し、秀吉側につけたことで、家康が抗戦を断念したというものです。
Tolerate…リスクを許容する
イメージとしては空手より合気道です。相手の力を利用して、相手を制することです。
田村耕太郎さんの著書「頭に来てもアホとは戦うな!」(p40)では、相手の力と衝突することは推奨していません。
相手の力がかかっている方にこちらも力をかけて、バランスを崩せと説いています。(マンガ版はこちら)
相手にイイ気分になってもらうと、相手もアホなので脇が甘くなるとか(笑)
Terminate…リスクを断つ
上司や先輩のイヤな態度を変えることはできません。
名著「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー&ジェームス・スキナー、川西茂 – 訳)p116では、「コントロールできる唯一のものは自分自身である。そこに働きかけることが状況を改善することに繋がる。」と伝えています。(マンガ版はこちら)
決して威圧的な人間に対峙した時に「耐える」ことが推奨されているのではありません。
そういった境遇から逃げずに、自分の状況を自分で修正すべく行動を取ることの大切さを説いています。
まとめ
今回の対処・転嫁・許容・断つの4つについて挙げた例は以下の通りです。
人事など第三者に「威圧」の事実について知ってもらう
「弁護のゴールデンルール」
✅転嫁する
威圧的になっている先輩の上司を味方につける
「実践版 孫子の兵法」
✅許容する
「すみません!」とだけ答え、淡々と業務を行う
「頭に来てもアホとは戦うな!」
(マンガ版はこちら)
✅断つ
改善が難しければ、異動や転職を検討する
「7つの習慣」
(マンガ版はこちら)
ただし、これらはあくまで「自分の中でリスクマネジメント」を行う場合です。
自分だけの判断だけでは心細かったり、判断力が落ちるくらい狼狽していることもあるかと思います。
すぐに信頼のおけるカウンセラーに相談がしたい場合は、以下のような方法もあります(登録無料)
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