こんにちは!ラクです。
「あの人、自分のこと悪く思ってるのかな…
なんか、そう考えると話すのもイヤだな…
でも話さないと、仕事が進まないし…」
…と思うこと、ありませんでしょうか…
今回は「小学校の道徳の教科書」も踏まえながら、
「自分が嫌われているのかな」と思うとき、どう対処していけばいいか…について、お話しします!
大人の職場の例
上司のトクコさんと、部下のマナコさんの会話は、先日こんな感じでした…
小学生の道徳
面白いことに、似たようなケースを小学校の道徳の教科書でも取り上げていました。
少しアレンジしましたが、道徳の内容は以下のようなものでした。
ーーーここからーーー
ネコさんは、バスケが得意でみんなのあこがれです。
…その後、ネコさんが去って…
教室では、ハムスターとヒヨコが話しています。
ヒヨコさんはどうしたらいいか分からなくなり、不安になりました…
ーーーここまでーーー
共通すること
では、「大人の職場の例」と「小学校の道徳の例」で共通することは何でしょうか…?
それは…
自分の中で勝手にストーリーを作ってしまっていることです。
他の人の言う情報や、自分の手元にある情報だけを材料にして、
勝手なストーリーを作り上げちゃっているんです。
職場のケースも、小学校の道徳の例も、当人は何も言ってません。
それにも関わらず、「きっと相手はこう考えている」と勝手に想像してしまっています。
そういった「勝手な想像」が、「勝手な不安」を作り出してしまいます。
小学校の道徳で習うこと
では、小学校の道徳のお話では…どのように対応するように教えるのでしょうか?
教科書では、ヒヨコさんはネコさんに以下のように確認します。
…ということで、道徳の話は括られていました。
まぁ…こんなにイイ話になること、現実ではあまりないかもしれませんが(笑)
しかし、この「本人への確認」が何より大事です。
仮に現時点で本人があなたのことをイヤに思っていても、
「話に行ったとき」にちゃんと話せれば、それで人間関係はOKです。
「好かれる」必要はありません。
NGの例
例えば、先ほどのトクコとマナコの会話では、「隣の課の課長が、返事をくれない」ことが問題でした。
ここでこんな風に聞いたら、どうなるでしょうか…
よって、段階を踏んで、まず「思い出してもらうこと」が大切です。
いくつかサンプルをお伝えしたいと思います。
- 「xxxの件について、今どのような感じでしょうか」
- 「xxxの件について、その後いかがですか?」
- 「xxxの件について、分からないことがあればいつでも聞いてくださいね」
このように、「相手に何かをしてほしい場合」には…相手にすぐアクションを求めるのではなく、
その一歩手前の「思い出してもらうこと」にすると、相手も負担が少ないです。
OK例(具体例)
ではどのような感じで切り出せばいいか…
マナコさんにロールプレイで見せてもらいましょう!
ちなみに、マナブさんが言っていることがウソの可能性もあります。
しかし、それ以上はツッコまなくて構いません。
その場の会話が、平和に終わればそれでいいんです。
応用編
相手が自分のことを悪く思っていることが、そこそこ明らかな場合…
もうちょっと念入りに準備しておきましょう。
相手のところへ行く前に、大前提として押さえておきたいのは、以下3つのポイントです。
- こちらが大人な態度を崩さなければ、後で有利になるということを覚えておく。
- できるだけ2人での対話は避け、他の人も一緒に同席してもらうことが望ましい。
- 仮にどうしても一人で行かないといけない場合、必ず会話をノートに記録する。
特に相手のプライドが高く上下関係を見るような人であれば、同伴する人がいたほうがいいです。
もし一人で行くしかないときは、ノートなどを持って行って言われたことなどをキチンと書き留めておき、
その場で何を言われても記録をつけることに注力するといいでしょう。
職場にあるまじき発言があった場合には…
ノートに取った記録内容を上司や人事などにメールで送って、対策を考えていくことになります。
今回のまとめ
以下の3点だけは、押さえておきましょう!
- 自分の中で勝手なストーリーを作ってしまわない
- 「返事して!」など行動はすぐ求めない。「確認」する。
- 明らかに相手に負の感情がある場合、付き添い人を探すか、記録を取る