こんにちは!ラクです。
「なんか最近、周りの反応が冷たい気がする…」
「挨拶しても目を合わせてくれないし、避けられているような…」
こんな風に 「職場で嫌われているかもしれない」 と感じたことはありませんか?

まぁ、あるな…



私もですね



ワシも…



全員かいw まぁ、そんなもんなのかもね
でも実は、相手が自分をどう思っているか って、案外見極めるのが難しいんです。
相手の態度や言動を理解する難しさ、自分の中で誤解していないかを考える難しさ…
ただ、ポイントは「人間関係とは、相手のことだけではない」ということです。
今回も、いつも通りラク・トクコ・バウの3人も一緒にお話ししていきます!
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サインを見極める方法


「嫌われているかも…?」と思った時、よくあるサインはこんなものです。
✅ 挨拶しても反応が薄い or 無視される
👉 明るく「おはようございます!」と挨拶しても、目も合わさず「…おはよう」とだけ返される。
✅ 会話が必要最低限になる
👉 以前は雑談していたのに、最近は「仕事のことだけ」しか話してこない。
✅ ランチや飲み会に誘われなくなる
👉 他の人は誘われているのに、自分だけ声をかけられていない…。
✅ メールやチャットの返信が遅い or そっけない
👉 すぐに返信してくれていた人が、最近は返信が遅くなったり「了解です」だけの素っ気ない返信になる。
✅ 他の人に対しては普通なのに、自分にだけ冷たい
👉 自分が話しかけると明らかに声のトーンが下がる、返事がそっけなくなる。
これら当てはまったとき、確かに「嫌われている可能性」があるかもしれません。
ただし、これだけでは「嫌われている」と決めつけるのは早計です。
心理的な落とし穴


たとえば…
「挨拶しても反応が薄い…避けられているかも…」
こうした状況になると、つい 「嫌われているんだ」 と考えてしまいます。
でも、ここで重要なのが…
それは、例えば以下のような可能性があるからです。
- 挨拶を無視 → 忙しくて聞こえなかっただけ
- 会話が必要最低限 → たまたま体調が悪かった
- 飲み会に誘われなかった → たまたま席が足りなかった
👉 実は 「嫌われている」 というのは 自分の思い込み だった… ということが意外と多いんです。
「相手の態度」を「事実」として受け止めるのではなく、「自分の受け取り方」に原因がある可能性を考えること が大事です。
態度や言動のサイン


「嫌われているかどうか」を正確に判断するために、相手の態度や言動をもう少し冷静に観察してみましょう。
①「たまたま」か「意図的」か
- 挨拶への反応が悪いのが 1日だけ なのか、1週間以上続いている か?
- 他の人には普通に話しているのに、自分にだけ冷たいのか?
👉 1回きりなら「たまたま」、繰り返しなら「意図的」の可能性が高い。
② 直接的な拒絶か、単なる忙しさか
- 「忙しくて対応できなかった」のか、「意図的に避けている」のか?
- 他の人にも対応が遅れているなら「忙しいだけ」、自分だけなら「避けている可能性」。
👉 「避けているのか」「ただ忙しいだけなのか」を見極めることが重要。
③ 本人に間接的に確かめる
- 「かなりお辛そうですが、大丈夫ですか?」
- 「何か気になっていらっしゃいますか?」
👉 勝手に「嫌われている」と思い込まず、事実確認をしてみることが大切。



本人への確認って、難しくねぇか?



そうですね。たとえば「しんどいからイライラしているのかな」と思う時には、「大丈夫ですか?」と声をかけるような…



なるほど。相手の態度や言動の裏取りのための確認ってことね
よくある嫌われる行動と理由


「嫌われる原因」として、ありがちな行動や態度には以下のようなものがあります。
1. 自分が気づいていない「無自覚なミス」
- 話し方がきつい
- 言葉が足りず誤解を招いている
- 空気を読まない発言
- 人によって、態度を変えている
👉 例えば…
- 仕事で指摘されたときに「いや、でも…」と反論してしまう
- 会議で相手の発言を最後まで聞かずに割って入る
→ 「つい無意識でやってしまう言動」 が、周囲に「感じが悪い」と思われる原因になることがあります
2. 成績が良すぎて「妬まれている」
- 自分だけ評価されている
- 上司からの期待が自分に集中している
👉 例えば…
- 「〇〇さんは優秀だから」と上司が特別扱い → 同僚から反感を買う
- 1人だけ早く昇進 → 「あの人ばかり」と陰で言われる
→ 「成果を出している人」が必ずしも好かれるとは限らない のが職場の難しさですね。
3. 相手の疲れやストレスが原因
- 相手が「忙しい」「イライラしている」だけ
- たまたま機嫌が悪かった
👉 例えば…
- 相手が別のトラブルを抱えていて、自分に当たってしまった
- プライベートでイヤなことや辛いことがあった
→ 相手の態度が冷たい原因が「自分」にあるとは限らない ケースも多いです。
自分から積極的にストーリーを作る


さて、ここまで「相手の状況を観察」することと、「自分自身の受け止め方(分析)」について考えてきました。
もしここまでの話で解決できるなら、それでOKです。
しかし、そうでない場合は以下の手段を検討してみてください。



こちらの…ストーリー…?



これまでは「相手が軸」でした。しかし、人間関係とは相手ばかりではありません。自分のことも大切です。
✅ 1. 逆に敢えて都合よく「思い込んで」みる
「相手が冷たい態度をとっている」=「自分を嫌っている」とは限りません。
まずは相手の態度や言動を観察してみることが大事ですが、それでも分からなければ、逆に以下のようにこちらが「思い込んでみる」のも状況改善の手です。
👉 例えば…
- 忙しくて余裕がないだけかも
- 体調が悪かっただけかも
- 他のトラブルでイライラしているんだろう
そのうえで、以下のように併せて確認するのもアリです。
✅ 2. 間接的にアプローチする
相手の態度が「明らかに冷たい」「よそよそしい」場合、間接的に確認 してみましょう。
- 相手が忙しくないタイミングを選ぶ
- なるべく落ち着いた雰囲気の場所で話す
- まず「会話を始めること」を念頭に
「忙しそうですが」「お辛そうですが」と、こちらから観察できることをまず伝えます。
これも、こちらの「都合のいいストーリー」を基にしたアプローチです。
✅ 3. 「嫌われている理由」があった場合
話をしてみて、もし「嫌われている理由」がはっきりしたら、それにどう対応するかを冷静に判断します。
👉 例えば…
- 「仕事のミスが原因だった」 → 謝罪+対応策を提示
- 「態度が誤解を招いていた」 → 具体的な改善を示す
- 「嫉妬や妬みが原因だった」 → 余計な対立を避け、距離を取る
相手が自分だけのストーリーに固執しているところを崩すため、こちらのストーリーに引き込むことがポイントです。



ただ、あまりにも「俺の話を聞け」になると、逆効果です。相手を観察し、分析したうえで、「こちらのストーリー」を話せると強いですね



なるほど!後出しジャンケンみたいやなぁ



それでも相手が納得しないなら、距離を置いたほうがいいかもな
「演技」の大切さ


こういった場合の「コミュニケーション」 は、もう基本的に「演技」です。
✅ 1. 「聞く」姿勢を持つ
- 話すより「相手の話を聞く」ことに集中
- うなずきや相槌を打つ
- 相手が話しやすい空気を作る
👉 マナー良く、堂々と接する。態度の「重厚さ」「落ち着き」は、相手にも伝わる
✅ 2. 批判ではなく「提案」にする
- 「それ、違いますよ」 → 「なるほど。ではたとえば、〇〇〇はどうでしょう?」
- 「〇〇はダメです」 → 「それはいいですね。×××を考えると、こっちもアリかもです」
👉 いったん肯定したうえで、それに上乗せするような提案にする
✅ 3. 感情をコントロールする
- イライラした時は「即レスしない」
- 一度クールダウンしてから返事をする
- 表情や声のトーンも意識
👉 感情が伝わると、無駄なトラブルを招きやすい
✅ 4.普段からの「仕込み」
「嫌われているかも」と感じる背景には、「信頼関係が十分に築けていない」 ことが原因かもしれません。
普段から以下のようなことに気を配っていると、だいぶ違いますよ。
- 1. 定期的に「軽い雑談」を挟む
-
仕事の話だけでなく、天気やニュースなど軽い話題を混ぜる
👉 話すことで「壁」が消える - 2. 目を見て、うなずいて話す
-
→ 目線を合わせるだけで「話を聞いている」印象が強くなる
- 3. 「感謝」を伝える
-
→ 「ありがとう」「助かりました」など、感謝の言葉を積極的に使う
まとめ


職場で「嫌われているかも」と感じた時、多くの場合、それは単なる思い込みや誤解であることが少なくありません。
相手の態度が冷たいと感じても、まずは「たまたまなのか」「意図的なのか」を冷静に見極めることが大切です。
でも…
同じくらい大事なのは、人間関係は「相手の問題」だけでなく、「自分のこと」もあるということです。
無理に好かれようとする必要はありません。
相手を観察しつつ、自分の軸を持ちながらコミュニケーションを取ること
ぜひ試してみてください!



そうね…真面目な人ほど、内省的になりやすいかも



ワシを見習った方がいいな(笑)



そうですね。良いのか悪いのか分かりませんが…💦


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