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やる気がなく主体性のない「甘えんぼ部下」を、成長させる具体的手法

2024 8/25
部下との関係に疲れた
2024年8月12日2024年8月25日

こんにちは!ラクです。

「う~ん、
部下がやる気なくて、
甘えてばっかり。
仕事任せたいし、
成長させないと…
でも、どうすれば…」

そんな風に思うこと、ありませんか?

トクコ

うーん、それは思うけど…
でもどうすればいいんやろ…

ラク

今回も、知覚の技法を使った方法を考えてみましょう

部下が成長しないと、
自分の部署としては手詰まりに
なってきますよね。

同じような仕事ばかりしか
できないままの状態だと、
戦力として、不十分です。

そうすると、
停滞感が出てきたり、
成績が頭打ちになったり…

何より後任が育ちません。
これではチームは困ります。

どういったステップを
踏んでいけばいいか…

今回はお話しします!

目次

主体性に欠ける部下

「仕事は黙々とこなすものの、
なかなか主体的に
新しいことをしない…」

そんな部下、
皆さんの会社にもいませんか?

別に怠け者ではないんです。

ただ、現状に満足してしまい、
自ら可能性を広げようという意欲が
欠けているような感じがする。

「早く帰りたい…新しい仕事なんてめんどくさい。どうせ給料上がらないし…」

そんな風に部下が
考えているんだろうなぁと、
手に取るようにわかったり。

しかし…

年齢だけ重ねて
同じような仕事しかできない人は、
会社としても
そのうち扱いづらくなってきます…

どうすればいいか?

部下が新しいことに
着手しない背景には、
一体何があるのか?

この点について、
もう少し掘り下げていきましょう。

ここからは、名著
「観察力を磨く名画読解」の内容を
使用します。

この本は観察、分析、伝達
この3点に重点を置き、
これらのスキルの重要性を
説いています。

つまり、

観察力を磨くことで
細部に気づき、

分析によって
問題の本質を見極め、

効果的な伝達で
他者に伝える

まずは「観察」する

部下が主体的でないのはなぜか?

まず観察し、
何が欠けているのかを
見極めることが重要です。

そのためには、
よく部下の言動を観察する。

部下がどのような状況で、
どういった言葉を使い、
どういった表情でいるのか。

意識的に、思慮深く、そして
「客観的に」見ましょう。

自分の「価値観の
フィルター」を通して
部下を見ないことが
大切です。

観察して得た情報を分析

物事を正確に理解するには、
観察により、
できるだけ情報を集め、
できるだけ多くの視点で
見ることが大事です。

これはある意味
「分析」以前の問題ですが…
たとえば以下のことが言えます。

部下が新しいアイデアを
提案しないとき、
「彼は意欲がない」と
分析するのはNG!

このように
決めつけるのではなく…

もし自分の中で
情報不足だと感じるのであれば、
部下に質問してみましょう。

「どの部分で
行き詰まっているのか?」

これにより、
部下の必要な情報やサポートが
判明するかもしれません。

上司としての期待や
思い込みを捨て、
部下の行動をそのまま
受け入れる視点が必要

分析した内容を伝える

部下に話すときは、
観察を通じて分析したことを
そのまま伝えるのは避けましょう。

例えば…

なんで挑戦しないんだ?

そんな風に言っても、
部下は委縮しますよね。

上司としては、
部下に伝える際の言葉について、

「自分の負の感情」が
相手に伝わらないよう
気を付ける必要があります。

よって、
以下のように伝えましょう。

何があれば、挑戦できそう?

このように言葉をかけるだけでも、
随分印象が違いますよね。

もちろん、
これまでの観察と分析に応じ、
伝える内容は変わります。

より明確な指示や目標、
リソースの提供、
または成功の報酬など…

観察によって、
部下が行動に移すための
動機づけが見えてくるはずです。

オススメの具体的な方法

ひとつ、オススメの方法があります。

それは…

仕事を褒めて、表彰する!

…です!

たとえば、
以下のように部下の実力を
具体的に公衆の面前で発表します。

「○○君は電話対応うまくて、
お客様から好評なんだよ」

「○○さんは論理的で、
いつも早く解決できる」

「○○さんは、
顧客に行うプレゼンが
誰よりもうまい!」

これも観察と分析が必要です。

部下を観察し、その特性を分析して、
その特性を生かした業務を振ってみましょう。

その後で、
何かしらの功績や成長をたたえ、
きちんとした形で、
会社から商品券やギフトを
渡すのも良いでしょう。

そうすると、会社として…

「今の仕事は、
もうバッチリです!」

…といったメッセージを
会社として、部下に「正式に」
送ることになります。

ある意味、
会社からの「承認」ですね。

だからこそ、
ギフトカードなど、
何でも良いのですが、
「形で承認する」ことが効果的。

表彰の後が大切

上司として大事なことは…
表彰するだけで終わってはダメ!

今の仕事はもう出来ていると、
会社が認めているわけだから、

「じゃあ、
次のレベルの仕事も
やってみよう」

…という風に、
次に繋げていくべきなんです。

このようにして、
部下の仕事を徐々に
レベルアップしていくことが大切。

部下の方としても、
あれやこれやと仕事を
いつも振られてても、

「成長」を感じることが
無ければ、
やる気も無くなってきます。

トクコ

うんうん!なんか前向きになれる!

ラク

まずはしっかり、部下のことを観察しましょうね

ラク(@Raku40719883)さん / X (twitter.com)

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ラク
外資系サラリーマンブロガー
【プロフィール】
グローバル最大手企業にて28歳から管理職として約10年のキャリアを積む。欧米・アジア200名超の組織におけるSCMオペレーション統括を担当し、年収1,500万円台を実現するも、連日15時間に及ぶ激務により心身の限界を経験し転職。現代のミドル世代管理職が直面する「成功の代償」と「持続可能なキャリア」の狭間で格闘した実体験をもとに、同世代の皆様と共に新たな働き方を模索している。

【保有資格・経歴】
TOEIC 940点、英検1級
ビジネス実務法務2級、通関士
海事関連書籍執筆
海外駐在経験:英国4年、オランダ2年

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