「言われたことしかやらない人」の意識を強制的に変えるコツ
こんにちは!ラクです。
「えーー!そんなのイチイチ言われなくても、
分かって当然なんじゃないの!?
なんで言われたことしかやらないの?」
…と思うこと、ありませんでしょうか…




- 会議中に「メモを取れ」と言われないと、メモを取らない
- 他の人が辛そうで自分がヒマでも、助けようとしない
- こちらから仕事を振らないと、対応しようともしない
- 話し合いをしていても、積極的に意見を出してくれない
このブログを読んでいただくことで…
「意識よ、変われ!」なんて願っても、それが暖簾に腕押しだということが分かります(笑)
そして…
人の意識が変わる3つのステップについて掴むことが出来て、成長過程が分かります!
成長の過程が分かるということで「次にどういった方向性に進めばいいか」が分かるようになり、
長い目でその人の意識の変化を促すことが出来るということです。
Yahoo知恵袋ベストアンサー
こちらのブログ内容を以てYahoo知恵袋でお答えさせていただいたところ、ベストアンサーをいただきました!
どうもありがとうございますm(__)m
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13232255798
まず気を付けたいこと
そもそも誰かに「今から変わりなさい!」て言っても…絶対変わりません…(笑)
部下や後輩などの積極性が見られなかったからといってコーチングを行っても、
瞬間的に改善は見られても、時間が経てばまた元通り…
そういうことはありますよね。




意識を変える流れ
例えば海外から電話がいきなりかかってきて・・・
「やばい!自分の英語が通じない!」
・・・という追い込まれる経験をした。
そこでラジオ英会話を毎日やるという行動を取った。
そしたら少しずつ英語ができるようになってきて…
「あ、これがうまく行くんだ!」という意識が芽生えた。
すごくカンタンな例ですが、これが「意識を変える方法」です。
もちろんこれは中長期的なアプローチで、すぐに誰かを「意識レベル」で変えるものではありません。
しかし、ここでお分かりいただけたかと思いますが…
まず意識から強引に変えるということは、そもそもあり得ないんです。
意識が変わるための経験を本人が積む必要があります。
どうしたらいい?
では実践レベルの話をしていきたいと思います。
ここまでの話でお分かりいただけたように…
「経験 ⇒ 行動 ⇒ 意識」のサイクルを念頭に置くこと。
よって、積極的に「経験」の機会を作り出すことが最も大切です。




そのオススメの方法とは…
質問をすることです。
質問をすることで、相手を強制的に考えさせることができます。
考えさせるということは、つまり相手にシチュエーションをイメージさせ、
そのシチュエーションにどう対応すべきかを、頭を使って答えを出させます。
これが実は本人にとって、疑似的な経験となります。
これまで「そんなこと考えたことなかった」という状態から、
質問をされて強制的に答えを出すことを行ったため、それがしっかりと「経験」になったんですよね。
相手に答えやすくするコツ
気をつけなくてはいけないのは、ただ質問を繰り返すだけでは、まるで警察の取り調べのようになってしまいます。
よって相手に話をしてもらいやすくするため、軽く自分の考えを先に伝えるのも手です。
(「自分はこう思うんだけど、あなたはどう思う?」といった具合ですね)
また、いきなり「あなたはどう考えますか?」というように「考え」を強調するのも答えづらうものです。
「こういう状況になったら、あなたっだたらどんな風に感じますか?」
…などというように、「考えますか?」ではなく、「感じますか?」という質問は答えやすいです。
(「イヤです」「別に悪くないと思います」など、率直に自分の感想を述べることが出来るので)
そのうえで、相手に「じゃあ次に同じ状況になったら、どうしますか?」など、考えてもらう方向に持って行くと、
相手も答えやすくなるでしょう。
具体的な質問例
ではこれまでの「経験」「行動」「意識」について、具体的な質問例を見ていきましょう。


●例えばxxxの状況になったらどうする?
●ちなみにあなたが上司だったらどうする?


●私としてはxxxの部分から優先してやってほしいけど、どう?


●そうか。そういう考え方もあるな!
このように、基本的には質問を繰り返していくことにより、相手の想像を促して疑似体験をさせます。
似たような案件について繰り返しこのサイクルを行うことができれば、意識も徐々に変わってきます。
つまり…
「言われなくても、やれる」という意識になるってことですね。



