こんにちは!ラクです。
「なんか…この職場…みんな非協力的だな…
文句ばっかりで、言うこと聞かないし、
現実的な提案も出さないし…」
…と感じること、ありませんでしょうか…
これ、仕事への意識レベルが低い職場で起こりがちな現象です。
私自身、合計10年以上管理職をしてきて100人以上の部下と関わり、
意識レベルが低い職場と、そうでない職場の両方を経験してきました。
こういうときは…
「焦らないで、建設的にコツコツと地道にやっていく」
それが一番の近道です。
無理をせず、できることからやっていくという感じでOKです。
…というよりは、それくらいしか出来ないことも多いので、
「絶対何とかしなきゃ!」とか気負わず、のんびりやっていきましょう(笑)
文句ばかりになりやすい職場
たとえばこのような職場が抱える慢性的な問題に対して、
解決することに協力的なチームは、多くの場合は個々の能力がそれなりに高い職場で、
かつ会社からある程度の裁量が認められている部署です。
逆に「協力的になりにくい職場」とは、以下のようなことが言えます。
(B) 業務内容がクレーム処理っぽい
(C) 長く在籍している社員が牛耳ってしまっている
(D) 牛耳ってしまっている社員が「内弁慶」である
(E) 異動があまり無い…あるいは「しづらい」職場である
(F) 職場の構成員の年代や性別などが偏ってしまっている
このような職場では、どれだけ管理職が良い仕組みを作ったり、
やる気を鼓舞するような環境を整えようとしても、
なかなか職場全体の雰囲気を変えるのは難しいです。
非協力的な職場の「意識」
このような非協力的な雰囲気が蔓延している職場は、
そもそも「参加意識」というものが生まれにくい状況です。
こういった職場で上司が出す業務改善のアイディアがいくら良くても、
部下にとっては「やらされ感」を感じ、抵抗します。
もしかするとこれまでにも自分たちの声が会社の中枢には届きづらく、
職場環境を変えることを諦めてしまっている人たちも、中には居るかもしれません。
そういった気持ちが強すぎると…
「職場を変化させようとしているメンドウなリーダー」とか、
「ちょっと管理職になったから、新しいことやってみたいんじゃないの」とか。
冷ややかに捉えられてしまいかねません。
あなたが上司だった場合、
そんな「問題児の部下」がいれば、どうしても説き伏せたくなってしまいませんか?
しかしそれは、徒労に終わるどころか関係が悪化する可能性があります。
どうすればいいか?
もしチーム全体の雰囲気が悪いというようなことがあれば、
いきなりチーム全体へアプローチすることは避けましょう。
まず自分の味方になってくれる人たちに働きかけてみることです。
このときに注意すべきポイントは以下3つです。
- まずは話が通じそうな2~3人選ぶ
- 問題点を明らかにする
- 自分個人の気持ちを出しすぎない
少人数で行うことのメリットとしては…
やはり人間、少人数&対面で話をすることになると、お互い悪いことは言いづらいからです(笑)
これもちゃんとした戦略の一つです。
そして必ず、話すべき点は必ず明らかにします。
いくら少人数だからと言って、なんとなく自分の不安や悩みを部下に打ち明けるのは避けましょう。
ここは「自分個人の気持ちを出しすぎない」という点にも通じます。
たとえば自分の不安や不満を出しすぎてしまうと、
上司であるあなた自身のメンタルの話題になってしまいます。
あくまで「部署としての問題を解決する」というスタンスを
部下の前では特に崩さないでおきましょう。
具体的な対策例
もう一度、先ほどのケーススタディを見てみましょう。
こういった悩みを上司として抱えている場合、
ついつい自分の部下にもグチを聞いてほしくなります。
しかし、以下のような問いかけはNGです。
このような聞き方では、あまりにも感情的すぎます。
考えなくてはならないのは、部署全体の雰囲気を向上させることです。
また…たとえあなたが「この人は話を聞いてくれそう」と思っても、
部下というのはどこまで信頼できるか正直分かりません。
自分の知らないところで、上司であるあなたの陰口を言っている可能性だって十分あります。
部下との距離感は、本当に大切です。
現在起きている「事実」について、マネジャーであるあなたがどう思うかを明確に伝え、
それに対して具体的にどういった対策が考えられるかのアイディアを募ってみましょう。
その他の対策
チーム全体の雰囲気があまり良くないということであれば、
イヤなことをしてくる部下個人個人への対策よりも、
組織や職場の「土台」から変える工夫をしてみましょう。
(A) チームとしての業務を作り、ルーティーン以外に「議論」する場を作る
(B) 長く在籍している社員について、異動を促す
(C) 新しいメンバーを追加したり、入れ替えを行えないか、人事や上司と相談する
(D) あなた自身の権限を誰かに移譲したり、あなた自身の存在感を薄くする
パワハラが起こったら…
たとえば部下からの言動があまりにきつかったり、組織運営に著しく支障をきたし、
あるいは心身への損害を引き起こすようなことが実際起きてしまったら、以下のポイントを押さえておきましょう。
② 具体的にどういった部下の対応があったか記録する
③ 1対1で戦わず「会社の問題」に持っていくため、人事や上司に相談する
まず①についてですが、こちらの主張が立証されるまでは、あまり派手にこちらから動かないほうがいいという意味です。
(勝手に犯人に仕立てたりはしてはいけません)
②については、③の段階で人事や上司に話すとき、あくまで「事実ベース」で話す必要があるためです。
感情的になると、通じにくくなります。
最後に③ですが、絶対に自分だけで何とかするのは避けましょう。
上司や人事など会社において職場環境への責任のある第三者が必ず仲介し、証人な存在になってもらいます。
心が、疲れたら…
もしどうしても心が辛い場合…
「自分の心に問いかける」方法があります。
認知行動療法という手法です。
個人が持つ負の思考や行動パターンが心理的な苦痛や問題を引き起こすと考え、それらの思考や行動を変えることで、感情や症状の改善を目指すこと。
しかし「認知行動療法」を一人で行うのは難しいかと思います。
そこで、≫【Awarefy】(アウェアファイ)というデジタル認知行動療法アプリのAIを利用します。
AIと会話することで、自らの思考や行動を変えることを目指します。
(こちらのアプリはGooglePlayBestOf2022 部門大賞受賞を受賞しています)
自然な会話でこちらの話を引き出してくれるので、自分の気持ちを言語化し、気分を和らげることができます。
Awarefy利用による気づき
- 改めて、何に自分が迷っているかを、再確認できた。
- 確認にあたって、自分の言葉で表すことができた。
- 自分の言葉で表していくことで、自分に自信が持てた。
、話をしていくと、AIではなく「自分が答えを出している」状態になり、自信に繋がります。
「働きたくない」「上司に相談しづらい」「部下への対応が分からない」「顧客対応が辛い」など、
よくある職場の悩みについても、》AIとの会話例と口コミを見ると、丁寧に聞いてくれていることが分かります。
良ければぜひ試してみてくださいね。