部下が協力的になりにくい職場とは?その特徴と4つの対策
こんにちは!ラクです。
「なんか…この職場、自分に対してみんな敵対心を持ってるような…」
…と感じること、ありませんでしょうか…




これ、仕事への意識レベルが低い職場で起こりがちな現象です。
あるいは…あなた自身の意識の高さに、周りが追い付いていないという場合もあります。
そのように「比較的意識レベルが低い職場である」ということを念頭に置けば、対応することが可能です。
私自身、合計10年以上管理職をしてきて100人以上の部下と関わってきました。
意識レベルが低い職場と、そうでない職場の何が違うのか…まずは少し視点を広く持って考えていきましょう!
準備はOK?
今回のブログの内容は、こちら!
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てきモンスター:ムダにけいけんのある、ひきょうりょくてきなしゃいんたち
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アイテム:けんじゃのかがみ
非協力的になりやすい職場
まず比較のためにお話しすると、「自分たちがなんとかしよう」「みんなでやっていこう」という自主的で協力的な雰囲気がある部署というのは、個々の能力がそれなりに高い職場で、かつ新鮮さが感じられる部署です。
逆に「協力的になりにくい職場」とは、以下のようなことが言えます。
(B) 業務内容がクレーム処理っぽいものを含む
(C) 長く在籍している社員が牛耳ってしまっている
(D) 牛耳ってしまっている社員が「内弁慶」である
(E) 異動があまり無い…あるいは「しづらい」職場である
(F) 職場の構成員の年代や性別などが偏ってしまっている
このような職場では、どれだけ管理職がガンバって良い仕組みを作ったり、やる気を鼓舞するような環境を整えようとしても、自己満足で終わる可能性が極めて高いです。
非協力的な職場の「意識」
このような非協力的な雰囲気が蔓延している職場は、そもそも「参加意識」というものがありません。
昨日と同じような業務を今日も行い、明日もそのまま会社に行って…早く家に帰れる方がいいという場合がほとんどです。
よって、上司が出す業務改善のアイディアや提案内容がいくら良くても、部下にとっては、結局「やらされ感」をメチャクチャ感じでしまい、抵抗します。
それどころか「職場を変化させようとしているメンドウなリーダー」とか、
「ちょっと管理職になったから、新しいことやってみたいんじゃないの」とか、
そんな感じで冷ややかに捉えられてしまい、要は「浮いた」感じで扱われることもあります。
対策のポイント
まずは、「協力的になりにくい職場」を、まずは変える必要があります。
そしてそのためには、イヤなことをしてくる部下個人個人への対策よりも、組織や職場の「土台」から変える工夫をしてみましょう。
(A) チームとしての業務を作り、ルーティーン以外に「議論」する場を作る
(B) 長く在籍している社員について、異動を促す
(C) 新しいメンバーを追加したり、入れ替えを行えないか、人事や上司と相談する
(D) あなた自身の権限を誰かに移譲したり、あなた自身の存在感を薄くする




どうしても「誰か」を変えることに心血注ぎがちになりますが、徒労に終わるどころか関係が悪化する可能性があります。
もちろんそういったメンドウな部下を無視するのはよくありませんが、既に非協力的な態度を示されている場合、彼らの意識に働きかけ、変化を促していくことはとても難しいでしょう。
具体的にどうすればいいか?
取れる対策のアイディアとして、「誰かを変える」ではなく、「何かを変える」ことをいくつか用意します。
そしてそのうえで、まず自分の味方になってくれる人たちに働きかけてみることです。
例えばチーム内にいる「ちゃんと話を聞いてくれる数人」だったり、あるいは「上司や人事」などと一度相談してみましょう。
ただ、このときに注意すべきポイントは以下3つです。
2.方向性については最初はおおざっぱなプランで。綿密すぎると調整が難しくなる。
3.フィードバックを得てプランを調整し「いつまでに」「何をするか」合意する
自分に冷たい人たちへの対応
明らかに敵対的な態度を取って来ていたりする部下や社員に関しては、あまり個人的な原因追及を行っていくことはお勧めしません。
つまり、以下のような問いかけはNGです。
相手側の欲求としては、「自分の職場環境を変えてもらっては困る」ところが大きいんです。
しかも、そもそも上司に対して理不尽な形で反抗をしようとするくらいなので、精神的に未熟というか、子どもなんです。
そう言う人たちに対して「どうしたらいいと思う?」と問いかけをしたところで、独善的な回答が返ってくる可能性が高いです。
よって、会社として決まった方向性を淡々と説明し、それについて不安なことが無いかどうかを聞き出すことにしましょう。
こうすることで、あなたが独断で決めた方向性でないということが伝わり、かつ部下へのフォローも行っていることになります。
パワハラが起こったら…
実際にエスカレートしたパワハラ…つまり言動があまりにきつかったり、組織運営に著しく支障をきたすようなことがあったり、あるいは心身への損害を引き起こすようなことが実際起きてしまったら、以下のポイントを押さえておきましょう。
② 具体的にどういった部下の対応があったか記録する
③ 1対1で戦わず「会社の問題」に持っていくため、人事や上司に相談する
まず①についてですが、こちらの主張が立証されるまでは、あまり派手にこちらから動かないほうがいいという意味です。(勝手に犯人に仕立てたりはしてはいけません)
②については、③の段階で人事や上司に話すとき、あくまで「事実ベース」で話す必要があるためです。感情的になると、通じにくくなります。
最後に③ですが、絶対に自分だけで何とかするのは避けましょう。上司や人事など会社において職場環境への責任のある第三者が必ず仲介し、証人な存在になってもらいます。
まず備えるべきは、「心」
部下にイヤな気分にさせられても、大切なのはすぐに対抗するのではなく、大切なのはこのような「準備」
特に大事なのは、心の準備です。
ビクビクしてしまう心も…自分を守るために反抗したくなる気持ちも…
どうすればいいか分からないという不安も…
すべて心の準備にかかってきます。
しかし、そんな心の準備を自分だけで行うのは、難しいですよね…
そんなときにはミイダスという転職サイトのパーソナリティ診断が結構使えます。
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あなたには、あなたの強さがある。
まずはそれをちゃんと認識すること。
意外と自分では自分の強みについて理解していないものです。
自分の中に眠る本当の強さを、まずは理解して、それを引き出すことをしましょう。
私のミイダス結果
すごくカンタンにまとめると以下のようなものでした。
a) 全体:完璧主義で独裁的
b) 長所:高い完成度と丁寧さ、繊細さ、正確さ、合理的な判断力が武器
c) 短所:盲目的で全体が見えておらず、融通が利かないし人間関係がドライ
d) 改善方法:内省を行い感情を管理し、他人の気持ちに配慮し、自然と繋がってみる
この結果を知り、ちゃんと自分のことが見えたからこそ、
私は私の強さを引き出すことができて、事前に弱さをカバーすることもできました。
転職者用サイトですが、診断だけ利用することが可能です。
(ホントに興味があればその際には転職情報も集め始めればいいだけなので。)
なお、診断は無料ですが、15分ほどかかります。
それでも今の15分が、後の数日・数カ月の心の健康を大きく改善してくれます。
ちなみに、私は以下のようにメモを壁に貼り、辛いとき見返しています。
「私」へ
私は完成度が高く合理的に判断できる。気を付けるべきは全体と柔軟性。まず自然と繋がって感情を整理すればいい。
ミイダスについては、以下ブログでもより細かく実体験をご紹介しています!
たたかいにかった!
ムダにけいけんのある、ひきょうりょくてきなしゃいんたちをやっつけた!
スキル「どだいづくり」をまなんだ!
まほう「チェンジワークプレイス」をおぼえた!
アイテム「けんじゃのかがみ」で、じこぶんせきができるようになった