仕事ができないし、努力もしない人たち…その特徴とリスク

こんにちは!ラクです。

「あの人って、なんであんなに仕事できないんだろう…努力もしないし…」

…と思うこと、ありませんでしょうか…

Tokuko (why)
Tokuko (why)
うーん、あるなぁ。ぶっちゃけ、「使えない人だなぁ」とかやっぱり思ったりするもんな
もちろん先天的な原因による場合は話が別ですが…今回はそういった特殊な例は省きますね
Raku
Raku

以前…私は息子たちのサッカー教室に行ってサッカーを教えていました。

そしてそこには、「ボールになるべく触らないようにしている子」がいました。

不思議に思って、どうしてボールを取りにいかないのか聞いたことがあります。

すると…

Kid
Kid
だって、相手が蹴ったボールが自分の体に当たったら痛いし…それに別にボールを取ったって面白くないし…

…だそうです…もしかすると、親に無理やり習わされていたのかも知れません。

で、これと似たような特徴が職場にいる大人たちにも見受けられることがあります。

仕事ができない人の特徴のひとつとも言えます。

ただ…

うまくプレーすることが出来るようになれば、やっぱり好きになるはずなんです。

「安全」という「欲」

まず、「うまくなりたい」と思う気持ちにさせるものとは、何でしょうか。

それは…一言で言えば、「」です。

Tokuko (shock)
Tokuko (shock)
よ…欲…??
欲と聞くとあまり聞こえは良くないかもしれないですが、まずはマズローの5段階欲求説を見てみましょう
Raku
Raku

この図のピラミッドの低い位置の欲求が満たされると、もう1つ上の階層の欲求を持つようになるというものです。

単純に考えれば、承認欲求あるいは社会的欲求が原動力になりそうな気がします。

しかし…

現代においては、より低次元に位置する安全欲求が意外と満たされていないケースがあります。

安全に対する過度な欲求

SNSをはじめ、現代ではネットに在る多くの情報… テレビニュースもそうですが、

不安や非難を不必要に煽る」ということは、日常的に行われています。

過激なタイトルや内容を用いた報道をしたり、いわゆる「切り抜き」という手法を用いて偏った観点のみ伝え、興味を引くという方法です。

特に…大衆が勝手に掲げる「正義」の名の下、

「悪を非難する」という手法は、人の興味を引きやすいです。

芸能人のスキャンダルや、政治の方向性への批判などがそれですね。

どうすれば自分が「大衆の掲げる正義」の標的になってしまわないか

その気持ちが大きすぎて、そんなリスクを抱えるくらいなら、何もしない方がいい…

そんな過度な安全欲求…

それが子どものサッカーでも、大人の仕事でも起きていることがあります。

データから見る「仕事への不安」

以下データは、内閣府が全国の16歳から29歳までの男女(有効回答数10,000)を対象に行った調査結果が示すものです。

データ取得期間は平成29(2017)年10月27日から同年11月13日までの間です。

最も不安に感じているのは「収入」と「老後」への不安ですが、次いで「きちんと仕事ができるか」および「職場での人間関係」です。

https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h30gaiyou/s0.html

 

行き過ぎた安全欲求

一方で、少し考えれば分かることですが、

「何もしない方がいい」と考えるのは、本来は逆にリスクです。

 

本当に追い詰められていて安全が脅かされている状態の人ほど、

正常な考え方が働かず、そういった過度な安全欲求を持ってしまい、

逆に自分を窮地に追い込んでしまう危険性があります。

例えば、サッカーでボールを取りに行かなければ当然味方からは不満に思われます。

仕事だって同じことで、苦手だから避けていると同僚や上司からの印象も悪くなります。

 

サッカーを止め、スポーツを止め…仕事も避け…そのうち人と関わることを止める…

なんでもかんでも止めていると、何より自分自身が弱くなっていくんです。

筋力の低下、頭脳の低下、精神力の低下などですね。

過度な欲求の末路

「別に自分が弱くてもいいじゃん」と考える人も中にはいますが、

過度な安全欲求は、依存の危険に繋がります。

自分の安全を確保するためなら、何かにすがり、そのために自分の財産や人生を浪費しかねないからです。

以下は例です。

①他者への依存

②会社への依存

③ルールへの依存

④権力への依存

 

知らず知らずのうちにこういったものに依存してしまっていて、

自分を守ってくれているものを当たり前のように捉えている危険性があります。

しかし、自分を守ってくれているものは、永久にあり続けるわけではありません。

結局のところ、「最後に頼れるのは自分だけ」という摂理は変わらないので、

「何もしない方がいい」という偏った考え方を続けていると、危険なんですよね。

変えるべきは「環境」

小学生時代に「4月生まれ」の子どもと「翌年3月生まれ」の子どもが、

同じ環境で同じようにスポーツや勉強を課されていることに疑問を感じたことはありませんか?

 

サッカーでも低学年の子供が高学年の練習に交じって頑張ろうとしても、

実力の差を感じすぎてしまって、自信を失ってしまうことがあります。

これ、大人も全く同じ。

つまり、どう頑張ったって「自分が優位な立場になる」ことが難しい環境においては、諦めたり逃げたりする人が多いということです。

Gaaan
Gaaan
確かに…「強いヤツに出敢えてワクワク」みたいなのは、マンガだけかも…
ワクワク感じられる人は、「もしかしたら自分もうまくなれるかも」という自信のある人ですよね
Raku
Raku

「勝てるかもしれない」という環境下になければ、

自分でやっぱり線引きをしてしまうんですよね。

「頑張っても、これくらいかなー」みたいな。

これはごくごく自然なことです。

環境の変え方

オススメの方法は「関わる人間を変える」あるいは、「人間との関わり方を変える」ことです。

やっぱり、人間は誰でも普段関わる人たちから影響をどうしても受けるものです。

逆に言えば、「安全が脅かされている」と感じる大きな理由は、今の人間関係にあります。

ただ…いきなり環境をガラっと変えてしまうことは、今度は環境適応のために時間と労力を要し、別の安全欲求を生み出しかねません。

そこで、まずは以下のように小さく少しずつ変えていくことがおススメです。

例えば子ども達のサッカーの場合、なるべく「同じレベルの子たち」を揃え、最初は少人数だけでプレイさせる…

そういった形で「小さく狭い人間関係の中で、まずは進めていく」ことが、成功体験を生むきっかけになります。

職場でも、なるべくその人と同じくらいのレベルの人と一緒に仕事をしてもらったり、

簡単にできそうな小さなプロジェクトなどを任せてみるなど…

小さくチャレンジできるステージを用意することも効果的です。

Raku
Raku
そのような小さな成功体験の積み重ねが、成長に繋がっていきます
自信がついて、やがてちょっと難しめな仕事も積極的にやれるかも…ってことか!
Tokuko
Tokuko

自分について知る

職場の人間関係がうまくいっていないときは、

自分の個性や思考方法を客観的に知ることが大事です。

しかし…

自分自身で自分のことを適切に、客観的に把握することはかなり難しいですよね。

そんなときには…ミイダスという転職サイトのパーソナリティ診断が、結構使えます。

無料で、しかもおよそ15分程度で、データに基づいた自己分析を行うことができます。

あなたには、あなたの強さがある。

まずはそれをちゃんと認識すること。

意外と自分では自分の強みについて理解していないものです。

自分の中に眠る本当の強さを、まずは理解して、それを引き出すことをしましょう。

私のミイダス診断結果

カンタンにまとめると以下のようなものでした。

私のミイダス結果
(A)全体:完璧主義で独裁的
(B)長所:高い完成度と丁寧さ、繊細さ、正確さ、合理的な判断力が武器
(C)短所:盲目的で全体が見えておらず、融通が利かないし人間関係がドライ
(D)改善方法:内省を行い感情を管理し、他人の気持ちに配慮し、自然と繋がってみる

この結果を知り、ちゃんと自分のことが見えたからこそ、

私は私の強さを引き出すことができて、事前に弱さをカバーすることもできました。

 

ミイダス

転職者用サイトかと思われるかもしれませんが、診断だけ利用することが可能です。

(ホントに興味があればその際には転職情報も集め始めればいいだけなので。)

ミイダスについては、以下ブログでも実体験をご紹介しています!

あなたの「人生の物語」を、職場の人間関係に振り回されない方法

Tokuko
Tokuko
応援してんで!
頑張ってくださいね!
Raku
Raku