こんにちは!ラクです。
「働かないおじさんなんていう言葉があるけど…
いや、その気持ち分かるなぁ…」
…と思うこと、ありませんか?
「働かないおじさん」問題は、現代の労働環境においてしばしば取り上げられます。
今回のブログでは、その「働かないおじさん」の意外な共通点について、お話ししていきます!
何が原因とされているのか?
巷で「働かないおじさん」について言われている原因について見てみましょう。
- 成果と報酬が割に合っていない。
- やりたい仕事ができない。
- 時代の流れに追い付けない。
- 能力と職種があっていない。
まぁ…そう言われてみれば、そうかなぁと思うものばかりですが…
合っているような、合っていないような、モヤモヤ感が拭えないんですよね。
その理由の一つとしては、別に若者だって同じなのでは?ということ。
「割に合わない」とか、「向いてない」とか、普通に思いますよね。
私自身も、別にそう言った気持ちは若いときからは変わっていません。
さらに言うなら、女性だって同じ気持ちを持っているはずです。
なぜ「おじさん」だけなのか?
「労働人口」というところで見た時に「おじさんが多いだけ」という可能性があります。
統計局ホームページの統計から「男女別割合」から、年齢階級別に計算してみました。
あくまでこのグラフから見れることですが、そこまで差はなさそうですね(笑)
統計局ホームページ/労働力調査年報 (stat.go.jp)
たとえば若者でも仕事への「やりがい」を失うことがあります。
新しい技術や知識に適応できても、経験やスキルが不足している場合などもそうですね。
女性も、家庭と仕事の両立に苦労したり、男性社会の不公平感は感じているでしょう。
それなのに…なぜ「おじさん」だけなのか…
いくつかの要因として考えられるのは以下です:
なぜ、「おじさん」だけなのか?
- おじさんは「古い価値観」に固執するというイメージがある。
- おじさんは、なんだかんだ会社の権力を握っていて、目立つ。
- おじさんは、若者や女性を抑圧しているというイメージがある。
- おじさんは、自分の都合を押し付けるというイメージがある。
- おじさんは、自分の弱さや問題を認めないというイメージがある。
- おじさんは、社会的な圧力から、弱さを認めづらいというイメージがある。
これが「正しいかどうか」という議論はさておき…
悪いイメージがかなり先行している気もしますね(笑)
「おじさんイメージ」の誕生
ハッキリ言って、「おじさん」への偏見が強いことが挙げられそうです(笑)
しかし、それもなんとなく納得してしまいますよね。
自分もその年齢に差し掛かっているので何となく分かりますが、
この「おじさんイメージ」の大きな原因と思われる2つをピックアップしました。
高度経済成長期からの社会構造の変化により、男性中心の社会が形成された。
男性は多くの責任を背負いつつもストレスやプレッシャーにさらされ、感情の抑制や他者とのつながりの欠如に繋がった。
そのため、「他人のことをあまり考えない」というイメージがついた。
グローバル化やダイバーシティなどに伴い、最近は多様性や公正さを重視し、感情や意見を積極的に表現する。
一方で、中高年の男性は古い価値観にこだわり、世代間の価値観の違いが対立を生む原因となっている。
このため、「自分の都合を押し付ける」イメージがついた。
共通する1つの感情
世間で言われている「おじさん」のイメージと異なるところがあるとすれば、
それは「ストレスによる負担を避けるため」の共通した行動であるということが言えると思います。
おじさんの「ホント」
- 古い価値観への執着は、新しいことを学ぶ負担を避けるため
- 会社の権力に固執することで、余計な負担を避けられる
- 若者や女性への抑圧は、他人を理解する負担を避ける
- 自分の都合を押し付けるのも、負担を避けるため
- 弱さや問題を認めないのも、負担を避けるため
おじさんとは?
寂しがりのめんどくさがり…?でも実のところ、ストレスやプレッシャーで疲れてる?
一方で、これも偏見や一般化しすぎていると言えます。
人によって異なるのは、若者や女性も同じのはずです。
ただ、こういったイメージに当てはまるなぁというオジサンがいたら、
その精神的な背景は「疲労や負担を避けるため」かも知れません。
おじさんのいいところ?
- 経験に基づいたアドバイスを頼られるのは好き。
- 意外と無駄なお金は使わない趣味を持つ人も。遊びも学べるものがある。
- 「答えのないケース」を知っていて、場を何とかしてくれる
ただ、この良いところも偏見で、人によって違いますね(笑)
「働かないおじさん」だけではなく、そもそも「おじさん」というカテゴリーには、様々な個性や事情を持つ人々が含まれています。
結局年齢を重ねれば、誰だって「おじさん」「おばさん」です。
今既におじさん&おばさんの人は、逆に「良い」とされている傾向のところを、ぜひ積極的に前面に出していけるといいのかなという気がします。