会社を辞める最後の日に伝えるべきことと、避けるべきこと

こんにちは!ラクです。

自分の会社を退職していく人を見て…

「あー…この辞め方は、ないわ…」

「お、この辞め方はちょっと心地いいな」

…と思うこと、ありませんか?w

Tokuko
Tokuko
あるある。やっぱり退職日のときのスピーチとか、飲み会とかでの発言とか気になるしなぁ…
そうそう、なんか自分がもし辞めることになったら参考にしようかなとか、思いますよねw
Raku
Raku

自分が辞める時には…「いいイメージで最終日までいたい!」と思いますよね。

なので、今回は…

「スカッと爽快に辞めていってくれたな」と思われるような辞め方のポイント…について、お話しします!

ライター紹介

ラク

  • 業界最大手の欧州企業(従業員10万人以上)に18年勤務し、12年管理職(年収1500万)
  • アメリカ・ヨーロッパ・アジアで計100人以上の組織を動かすが、数回カウンセリングも受け、ストレスで休んだことも
  • ビジネス実務法務2級・英検1級・TOEIC940点・通関士合格など

行うと良いこと、避けるべきこと

まずは「行うと良いこと」と「避けるべきこと」を理解しておくことが大事です。

今回は以下6つのポイントだけ押さえましょう!

行うべきこと

1.「楽しかった!」ことを伝える

2.「入社時」の特徴的なエピソードを語る

3.今、働いている会社は素晴らしいことを伝える

避けるべきこと

4.上司を悪く言うこと

5.引継ぎをあいまいにする

6.未練たらしくなる

では、ひとつずつ見ていきましょう!

1.「楽しかった!」ことを伝える

これは実際に私の会社を退職した方が、最後のスピーチの際に発した一言です。

冒頭で、以下の言葉から始めたんです。

「いやー、色々あったけど、楽しかった!ありがとう!」

これは本当にスカッとした表現でした。

「色々あったけど」「楽しかった」という言葉の組み合わせが絶妙です。

その後もダラダラと長く話すことなく、シンプルに発表を終えられていました。

「今は辛いけど、自分が辞めるときにも同じように思えるはず」

…他の従業員にそんな希望を与えました。

2.「入社時」のエピソードを語る

これは、よく使われる手法なのではと思います。

辞める際に、「今の会社に入ったころのエピソード」を語ると、歴史を感じさせます。

長く働いている人であれば、尚更そうですよね。

ちなみに私の会社では、以下のようなエピソードを披露している方がいらっしゃいました。

「入社説明会でxx先輩がコピー機にイラ立って蹴とばしてるのを見て、入社を決めたんですよねw」

この「xx先輩」の印象が周囲にとって、「あぁーあの人なら、やりそう!」と思わせたんですよね。

そして、それが逆にその人とその先輩との関係の深さを物語っていました。

御礼の言葉で締めるのも良いですが、こういう少し変わったエピソードも良いものです。

3.今の会社は、良い会社

たとえ自分が仕事がイヤになって辞める場合であっても…

少しでも感謝できる人が社内にいるのであれば、「良い会社だった」と締めることが大事です。

何より、この会社に戻ってくることや、この会社を相手に仕事する可能性があります。

将来のことなんて誰にも分かりません。

そのためにも、ある意味予防線を張っておくことが大事です。

「しんどいときもあったけど、一緒に働けた人たちは本当に良い人たちでした」

このように伝えておけば、この先もきっと関係性は保っていけるでしょう。

4.上司を悪く言わない

最後だからといって…上司の文句を思いっきり言って辞める人もいます。

「自分はxx課長に辞めさせられた」みたいに言う人もいます。

しかし…それを聞いて会社の誰かがどうこう出来るわけでもありません。

逆にもう辞めるわけだから、何かを残そうとなんて思わなくてもいいんです。

周囲だけではなく、自分も何だかスッキリしない心地で辞めることになります。

サッサと「次」に向けて動いて、それまで一緒に働いていた上司のことなんて忘れましょう。

周囲の人に対しては、以下のように話しておけばいいです。

「まぁ…ああいう人なんだろうねぇ」

5.引継ぎを終わらせる

これはちょっと難しいところですね。

複雑で属人的な仕事をしている場合、経験と知識は引き継げないですし…

辞めるまでに期間が無い場合は引継ぎが十分に終わらないこともあります。

よって、ここで大切になってくるのは、以下のことです。

後任への引継ぎ内容は必ず記録して、かつ上司に随時報告を続けておく

これをやっているとやっていないとで、随分違いが出てきます。

できることであれば、周囲に対してもそれが伝わるような布石を打っておきたいところです。

「この案件、例の引継ぎファイルに入っていますよ」みたいに、

周囲に聞こえるように伝えるのも、アリです(笑)

6.未練がましいコメントは避ける

これは…実際にあった私の部下のケースです。

その方は残念ながらパフォーマンスが低く、業績改善指導を受けていた方でした。

結局のところ自分から辞めるという決断をされたのですが、最後の飲み会のときまで、

「辞めたくない、辞めたくない」とこぼしていました。

Tokuko (why)
Tokuko (why)
せやなぁ。まぁ嫌なことがあって辞めていく場合は…気持ちは分かるけどなぁ…
そうですね。ただ、辞めることが決まった後は、どうしようもないですからね…
Raku
Raku

まとめ

少しでも自分がお世話になった方が会社にいるのであれば…

自分が会社を去るとき、「もう自分は関係ない」と職務を放り出すのではなく、

「あぁ、この会社はいい会社なんだな。まだ頑張ってみようかな…」

引き続き同じ会社で働く人が、そんな風に思ってもらえるようにすることが大事です。

Tokuko (Kirari)
Tokuko (Kirari)
うんうん、せやな。立つ鳥跡を濁さず!
自分も気持ちよくスッキリして、退職しましょうね!
Raku
Raku

\「頑張る!」「辞めたい…」を繰り返してる人へ…/


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